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 第4日 田浦〜横須賀(その2)

                                (歩いた距離 11.9km     2002.02.16)

 塚山公園から京急の逸見駅の方に坂を下る。

 道標がある。
 彫りが浅くなっているが、正面には「按針塚山へ約五町」と書かれていて、
側面に手で指さしている。その下に「WILLIAM ADAMS TOMB 1/3M」と書かれている。
 これと同様の道標が、16号沿いの汀橋(十一町)とJR横須賀駅(十五町)にもある。

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 京急をくぐると鹿島神社がある。

 応永17年(1410)三浦遠江守が勧請したものであるが、ウイリアム・アダムスの子の
2代目按針が社殿を造営したといわれている。

 顔を少し横にかしげた文化元年(1804)の「江戸なか」の狛犬がいる。
小太りで優しい顔で、わらび状の尾が身体にくっついている。
右からウン・アで、石工は源○である。 

 他に昭和5年(1930)の「唐草しょうわ」の狛犬がいる。

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左・ア

右・ウン

 JR横須賀駅に行く。駅が小さいのに驚く。

kana4-16.JPG kana4-17.JPG  京急塩入駅の前が「DOBUITA
 STREET」である。
 飲食やファッション系の
商店が多く、外国人と若者の街
である。
再開発で整備され、手形レリーフ
が歩道の所々に置かれ、
側溝の蓋にトランペットが
描かれていて面白い。

 右に諏訪神社がある。

 「康暦2年(1380)に城主三浦貞宗(横須賀貞宗)が横須賀の総鎮守として信濃国諏訪から
勧請した」といわれる。
 境内が2段になっている大きな神社である。

 下段には太って、ドングリ目で、唇が厚い弘化3年(1846)の「江戸狛犬がいた。

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 拝殿は銅葺きである。その横に「江戸はじめ狛犬がいた。
ア・ウンがはっきりしていて、腹ばって前足を突っ張ったような姿勢である。
目も口も横に大きく鬼顔といえる。尾は菱餅を背にのせたようである。

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 背筋を伸ばしてすらりとした品の良い「キツネ」がいる。右ウンは雄である。
雄とわかるキツネに初めて出会った。

kana4-23.JPG  アーケードのある賑やかな商店街を通って、
京急横須賀中央で乗車して、帰宅。

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